【PR】札幌円山整形外科病院

腰・首・膝の病気について学ぼう

― 痛みの少ない新しい手術 ―

 国民病ともいえる腰・首・膝の痛みは、若い人から高齢者まで多くの人を悩ませている症状。北海道新聞社との共催で、昨年全道6都市で健康セミナーを開催した札幌円山整形外科病院。長年にわたり脊椎脊髄疾患に従事し、腰や首の症例を数多く診療してきた竹林庸雄院長に、腰・首・膝の病気やその治療法について伺いました。

早めに受診したほうがよい腰痛とは

――腰痛にはどんなタイプがありますか。

 一言で腰痛といってもさまざまで、しばらく経過をみてよい腰痛もあれば、治療が必要な腰痛もあります。早急に治療が必要なのは、下肢痛を伴う腰痛です。

――下肢痛を伴う腰痛について教えてください。

 腰部に原因があり、臀部(でんぶ)から太もも、足先に至る痛みやしびれを坐骨神経痛といいます。歩き始めは良くても、歩行しているうちに痛みやしびれが強くなったり、あるいは力が入らなくなったりする場合は、神経に障害が生じている可能性があります。

――どんな治療法がありますか。

 多くの場合、薬物治療やリハビリを中心とした保存療法で痛みは改善します。一方、充分な保存療法でも改善しない場合は、手術療法を選択することになります。

 手術は神経の圧迫を取り除く「除圧術」が第一選択です。また、背骨がずれていたり、不安定な場合には、「固定術」を追加して背骨を安定させます。

 近年、小さな手術創で筋肉を温存し、明るく拡大された視野を得られる手術用顕微鏡を用いて、体への負担をできるだけ少なくすることで、痛みの少ない新しい手術が増えています。そのため、術後入院期間の目安は、3~14日間程度です。

骨粗しょう症も腰痛の原因

――骨粗しょう症も腰痛の原因になると聞きましたが。

 骨の強度が低下し、尻もちなどの軽微な外傷でも骨折する骨粗しょう症は、高齢化に伴い女性を中心に増加しています。中でも背骨が押しつぶされる圧迫骨折が、年々増加しています。圧迫骨折が生じると、背骨が曲がったり、慢性的な腰痛の原因となります。

 最近では、リハビリや装具(コルセット)で痛みが改善しない場合、つぶれた背骨の中に骨セメントを注入して、潰れた椎体を安定させ、痛みをやわらげる「経皮的椎体形成術」を行う場合があります。手術は20~30分ほどで終了し、術後すぐに痛みが軽減される場合が多く、体への負担も少ないので、90歳代の患者さんに実施することも珍しくありません。

首の痛み、手の症状が伴うと要注意

――首の病気について教えてください。

 首の痛みにかかわる病気はさまざまですが、脊髄という神経組織が圧迫されている場合は注意が必要です。脊髄は傷つくと治りにくく、大きく損傷すると元に戻らないからです。

 脊髄が圧迫されると首の痛みだけでなく、手指のしびれや痛み、動きがぎこちなくなるなどの症状があらわれます。脊髄の障害は時間とともに悪化することが多く、放っておくと歩行障害などの下肢症状や排尿障害が出てきます。

 手のしびれや指の動きがぎこちないなどの症状があらわれたら、手遅れになる前に早めに病院へ行くことをお勧めします。病院では、X線検査で骨の状態を把握し、さらにMRI検査で神経の状態を調べます。受診が遅れ、適切な治療のタイミングを逃すと、手術を行っても治らないことが多いです。

 手術は、脳とつながった脊髄を扱うものであるため、より繊細で熟練した手技が求められます。首の手術にも手術用顕微鏡を用いて、小さい傷で頸部の筋肉を温存した痛みの少ない手術が適用されます。手術の翌日から歩行できるケースが多く、術後1~2週間が退院の目安となります。

膝の痛みの原因は

――膝の痛みの原因と治療法について教えてください。

 膝の関節は大腿骨、脛骨と膝蓋骨で構成され、表面は軟骨で覆われ、関節の中に半月板という重要な組織が存在します。

 人間は2足歩行のため全体重を両膝で支えます。そのため日常生活動作やスポーツで靭帯や半月板を痛めやすく、最終的に関節軟骨をすり減らしてしまい、結果的に変形性膝関節症となります。その原因として日本人に多いO脚変形、体重増加、運動不足、和式の生活スタイルなどがあげられます。現在、X線検査で変形性膝関節症と診断される日本人は2000万人を超えると予想されています。

 近年、「半月板」が変形性膝関節症の予防の鍵となるため、半月板を温存する治療に注目が集まっています。MRIや超音波で半月板の精密検査を行い、軽症の場合は靴の中敷を作製し、膝の「使い方」を学ぶことで関節症の予防が可能です。半月板の断裂などの重症の場合には、関節鏡による半月板修復術や膝再生術(骨切り術)を行うことが多いです。また、外傷など失った関節軟骨に対しては、自分の軟骨や培養した軟骨を移植する治療も可能です。半月板や関節軟骨を完全に失ってしまった場合には低侵襲(より安全、傷が小さい、回復が早い、2週間程度の入院)の部分人工関節で対応しています。

 膝の痛みには、変形性膝関節症以外にも原因となる病態が多くあります。そのほとんどが膝の「使い方」で対応できます。膝の専門外来で痛みを予防する体操や、膝にやさしい生活スタイルを学んで下さい。

スマホの使い過ぎによる首や肩のコリの緩和を目指して理学療法士が考えた「スマホ首体操」の動画を公開しております。


医療法人 札幌円山整形外科病院

●札幌市中央区の札幌円山整形外科病院(山村恵理事長、竹林庸雄院長・110床)脊椎脊髄病の診断・治療を行う医師3名(竹林・小熊・阿部)、膝担当の医師3名(山崎・鈴木・黒田)が、難治性の高い症例に対しても、最新の設備・機能・技術を取り入れた治療を推し進めている。

札幌市中央区北7条西27丁目1-3
電話:011-612-1133
診療科目/整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科、 麻酔科(紅露伸司医師、古瀬晋吾医師)
外来診療日/月曜~土曜
休診日/日曜、祝日
診療時間/午前9:00~12:00、午後13:30~17:00(土曜は午前診療のみ)

地下鉄:地下鉄東西線「西28丁目駅」1番出口より徒歩5分
バス:JR北海道バス・北海道中央バス「北6条西26丁目」停下車徒歩2分
【ホームページ】http://www.maruyama-seikeigeka.com/

企画制作/北海道新聞社営業局

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