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飲食・宿泊業で人手不足 コロナ禍で就職に二の足、道外から人材確保も

 夏の行楽シーズンを迎え、道内の飲食、宿泊業の人手不足の傾向が強まっている。新型コロナウイルス禍からの経済活動回復を背景に、求人が大幅に増える一方、感染状況に経営が左右されてきた業界への就職を敬遠する流れが根強いためだ。道は道内の観光需要が腰折れしかねないとして、道外から短期就労者の呼び込みを促すなど支援に乗り出している。

 「8月の客足は昨年より4割ほど増え、久しぶりに忙しい夏を迎えられた半面、人手が集まらず切羽詰まっていた」。釧路市内で宿泊施設「アスリートイン」を経営する及川克則社長は夏の繁忙期に向け、6月に従業員3人の求人を始めたが、道内からの応募はゼロ。道外にも募集をかけ、最近ようやく応募が来た。

 道内でも感染「第7波」が広がっているが、外食や観光の需要は戻りつつあり、働き手確保に向けた動きが活発になっている。北海道労働局によると、6月の飲食・宿泊業の新規求人は前年同月比41・6%増の2447人。特に宿泊業は前年の約2倍となった。

 飲食・宿泊業が多い「調理人・調理見習い」と「給仕・接客サービス」の6月の有効求人は前年同月比4割増の計9684人。一方、求職者は同1割減の4173人にとどまり、半分の人材も確保できない状況だ。労働局は「全体の求職者数はコロナ禍前より増えているが、感染状況による影響を見通せないため、飲食・宿泊業への就職には二の足を踏んでいる状況がある」と話す。

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