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ゴールデンカムイ最後の舞台は道南 聖地巡礼ファン続々 コスプレイベントも

 明治末期の北海道を舞台にした人気漫画「ゴールデンカムイ」で、函館市内の五稜郭跡など道南がクライマックスの舞台として描かれ、ゆかりの地を“聖地巡礼”するファンが現れている。7月に最終巻が発売された単行本は累計発行部数2千万部を突破する大ヒットで、地元ではその人気にあやかった催しも企画されている。

 ゴールデンカムイは、明治末期の北海道でアイヌ民族の少女らが、網走監獄の死刑囚が隠した金塊を探し道内や樺太を冒険する物語。作者は北広島市出身の野田サトルさんで、2014年に雑誌「週刊ヤングジャンプ」で連載がスタート。その後単行本が出版され、テレビアニメ化もされた。

 作中では主人公らが追い求めてきた金塊が五稜郭で砂金として見つかるほか、五稜郭の張り出した稜堡(りょうほ)や橋の上での激しい戦闘も描写。物語のハイライトといえるシーンだけにファンの関心は高まる一方だ。聖地巡礼を目的に両親と五稜郭跡を訪れた福岡県糸島市の会社員尾崎梓さん(27)は「ここを歩くだけで、漫画のいろいろな場面が浮かんでくる」と声を弾ませた。

 全話が期間限定でインターネット無料公開された4~5月以降、五稜郭跡では登場人物のグッズを身に着けるなど、ファンとおぼしき観光客が目立つように。箱館奉行所の6月の来館者は、新型コロナウイルス禍前の19年同月の93%まで回復した。担当者は「訪日外国人客が戻らない中で大健闘の数字。漫画の効果もあったはず」と話す。金塊のありかのモデルになったとみられる井戸の跡など、これまで注目されていなかった場所で記念撮影する人も目立つという。

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