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ヤジ訴訟判決に中傷相次ぐ ネット上「安倍氏銃撃を招いた」 専門家は筋違い指摘「冷静な議論を」

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、街頭演説に対するヤジの排除は表現の自由の侵害に当たると認定した3月の札幌地裁判決や原告への非難が、インターネット上で相次いでいる。原告は3年前、札幌市で街頭演説中の安倍氏にヤジを飛ばして警察官に排除された。非難の多くは「判決が警察警備の萎縮を招いた」とするが、原告や弁護団は「こじつけだ」と反発。専門家は「表現の自由と安全確保は両立すべき問題だ」として冷静な議論を呼びかけている。

 「(原告は)テロリストに加担した」「裁判長も共犯だ」―。銃撃事件が起きた8日昼以降、ツイッターには原告や地裁を激しく中傷する表現が次々と投稿された。中には4千回以上リツイート(転載)されたものもあり、多くの利用者の目に触れたとみられる。

 原告は2019年、安倍首相(当時)に「安倍辞めろ」「増税反対」とヤジを飛ばして排除され、道警側を提訴。地裁判決は、ヤジを憲法上特に重要な「政治的表現行為」だと認め、道警側に賠償を命じた。道警側は控訴している。

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