PR
PR

菅前首相、復権なるか 選挙で存在感、要職起用も 連携模索の安倍氏死去

 岸田文雄政権と距離を置いてきた自民党の菅義偉前首相が復権するか、党内で関心が高まっている。参院選後の連携もささやかれていた安倍晋三元首相が死去し、計画していた勉強会の開催が見通せない一方、9月上旬に予定される内閣改造・党役員人事で菅氏の要職起用が取り沙汰されている。

 菅氏は13日のBSテレビ番組で、かねて検討していた勉強会の開催を当面見送る考えを説明。安倍氏の死去を念頭に「こういう状況になったので考えるところがある」と述べた。

 勉強会は縦割り行政の打破をテーマとし、二階派や森山派など「非主流派」の議員の参加が見込まれ、「菅氏の影響力を借りて対抗軸を示す」(二階派若手)との声が出ていた。

 安倍氏の死去を受けて党内が動揺する中、菅氏は政局的な動きを避けたとみられる。

 菅氏は第2次安倍政権で官房長官を7年8カ月務め、首相時代は安倍氏の路線を継承。銃撃事件の一報を受け、遊説を取りやめて安倍氏が搬送された奈良の病院に駆けつけた。最大派閥を率いる安倍氏との関係を足がかりに、首相と対抗するとの見方もあったが、立ち消えになった。

 ただ、首相も菅氏の影響力は無視できない。参院選で菅氏が支援した神奈川選挙区の三原じゅん子氏や東京選挙区の朝日健太郎氏などが当選を果たし、力を保持し続けていることを印象づけた。

 首相は内閣改造・党役員人事で「党の結束」を演出するため、菅氏を副総理などで処遇するとの臆測も出ている。

残り:122文字 全文:754文字
続きはログインするとお読みいただけます。

【関連記事】
⇒安倍氏追悼演説を検討 自民、8月の臨時国会

北海道のニュースがメールで届く
PR
ページの先頭へ戻る