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ネット地図に出没情報「ひぐまっぷ」 北海道内38市町村導入、広域対策に期待

 インターネットの地図上でヒグマの出没状況を把握できる「ひぐまっぷ」の利用が、道内自治体に広がっている。民間企業がシステムを開発し、2017年に20市町村が運用を開始、現時点で38市町村が導入している。各自治体が入力した出没情報を共有する仕組みで、導入した自治体の多くが情報を公開しており、住民も見ることが可能。今後も導入する自治体が増えていけば、市町村をまたいだ広域のヒグマ出没情報の把握に役立ちそうだ。

 ひぐまっぷは大阪市のIT企業「ダッピスタジオ」が道立総合研究機構(道総研)の協力を得て開発した。自治体の担当者が出没場所や日付などを入力すると地図上に表示され、住民は各自治体のホームページ(HP)などで確認できる。情報は道とも共有されるため、道への電話連絡の手間も省けるという。負担額は年間2万5千~3万円。

 4月以降、新たに4自治体が導入するなど、徐々に広がるひぐまっぷ。ヒグマの道内の推定生息数は20年度で1万1700頭と、1990年度の5200頭から倍増。生息域も広がっており、ヒグマの広域での出没情報の把握が各自治体の課題になっていることが導入の背景にあるとみられる。同社は「市街地での目撃情報も増えており、どこにクマが出没しているのか知りたい住民が増えているのでは」とみる。

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