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<課題山積 釧根の現場から>(5)防災 津波避難施設に財源の壁

 厚岸湾と厚岸湖の間にかかる厚岸大橋。厚岸町の市街地は、その橋のたもとの水際に広がり、人口約9千人の多くが海抜1メートル前後の中心部に暮らす。市街地は過去に何度も津波の被害を受けており、津波対策は町にとって喫緊の課題だ。

高台にある道の駅「厚岸グルメパーク・コンキリエ」から眺めた厚岸町市街地。人口約9千人の多くが海抜1メートル前後の中心部に暮らす
高台にある道の駅「厚岸グルメパーク・コンキリエ」から眺めた厚岸町市街地。人口約9千人の多くが海抜1メートル前後の中心部に暮らす


 周囲を海に囲まれた港町地区に住む70代の女性は、10年ほど前の避難訓練を思い出し、不安にかられることがある。今の避難場所は、道の駅厚岸グルメパーク・コンキリエ。自宅から約1・5キロの高台にある。避難訓練では900メートルほど歩いた辺りから息が切れ始め、足が痛んだ。ようやく上った坂。「年を重ねた今、たどり着けるだろうか」

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