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空知140年のヤマに終止符 採炭業者は転換か廃業か 砂川・奈井江火発27年廃止

 道内炭を燃料とする砂川火力発電所(砂川市)と奈井江火力発電所(空知管内奈井江町、休止中)の2027年3月での廃止を北海道電力が先月発表し、明治以来140年以上続いた空知の炭鉱業が終焉(しゅうえん)することが確実になった。道内炭鉱発祥の地で、昭和期にかけて北海道経済をけん引してきた空知のヤマ。採炭業者は今も北電に納炭を続け、運搬業者、発電所の保守点検業者など関連産業の裾野は広い。各事業者は取引先の変更や廃業など厳しい選択を迫られている。

 砂川火発に納炭する採炭業者は現在6社。各社の炭鉱は全て露天掘りで美唄、歌志内、芦別、三笠の各市と留萌管内小平町に点在する。道の調査によると、道内の露天掘り炭鉱は東日本大震災に伴う電力不足で事業者や採炭量が一時増えたが、20年度は6社で計44万9千トン。露天掘りに関わる事業者は昨年4月時点で運搬なども含め計28社、従業員は計約330人いる。

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