PR
PR

顔を覚えてもらうか、マスクし配慮示すか コロナ対策で悩む候補 道選挙区

 10日投開票の参院選道選挙区(改選数3)で、主要候補者が街頭演説時の新型コロナウイルス対策のマスク着用を巡り、手探りの対応を続けている。政府が屋外での着用の緩和方針を示し、気温が高い日も続く中、有権者と距離を取った上で外す候補者もいる。外せば顔を覚えてもらいやすい半面、聴衆に不安を与えるとの懸念もあり、対応は割れている。

 「表情がないと、伝えたいことの半分も伝わらない」。ある新人候補の陣営関係者はこう話し、演説時は距離を取った上でマスクを外す。別の新人も演説時は外し、声を出さないことを前提にマスクなしで写真撮影にも応じている。マスクを外す候補の陣営は「広い道内なので1回しか訪問できない地域も多く、顔を覚えてもらう必要がある」と狙いを明かす。

 国が5月に示した新たなマスク着用基準では、屋外で2メートル以上の距離を確保できれば着用の必要はないとしている。屋外での演説でも、聴衆と距離を取れば必ずしもマスクをせずに訴えられることになった。

 昨年秋の衆院選はマスク着用の活動がほとんどだったが、今回は候補者の判断に委ねられている形。新人の1人は人が密集しにくい場所であれば着用しないなど状況によって対応し、有権者と話す時も短時間を心がけているという。

 これに対し、現職の陣営関係者は「候補が多くの人に会っているため、うつしてしまうリスクもある」と演説時もマスクを着ける。別の候補も着用を欠かさないが、陣営関係者は「本当は顔を見せて1人でも多く支持を広げたいのだが」と苦悩もにじませた。

残り:151文字 全文:941文字
続きはログインするとお読みいただけます。

【関連記事】
⇒<現場から 政治に何望む>学生「政治は遠い」 「生活苦、投票では変わらない」 テレビ離れ、情報にたどり着かず
⇒<現場から 政治に何望む>産み育てる未来描けぬ 出生数最少81万人 少子化対策つぎはぎ/結婚に二の足
⇒<現場から 政治に何望む>高齢化、津波避難の壁 自助や共助地域限界

北海道のニュースがメールで届く
PR
ページの先頭へ戻る