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似鳥昭雄ニトリHD会長「私が間違っていた」 止まらぬ円安に

 新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要で順調に業績を伸ばしてきた家具・インテリア製造小売り最大手のニトリホールディングス(HD、札幌)に、原材料高や円安などコスト上昇の逆風が吹いている。正確な為替予測で知られる似鳥昭雄会長も、ウクライナ危機など相次ぐ予想外の事態に今回ばかりは見通しを誤ったという。その胸中は―。7月1日の2022年3~5月期連結決算の発表に合わせて東京都内で行われた記者会見で、聞いた。(東京報道センター 長谷川裕紀、本庄彩芳)

業績を左右する為替の見通しを語った似鳥昭雄会長=7月1日(長谷川裕紀撮影)
業績を左右する為替の見通しを語った似鳥昭雄会長=7月1日(長谷川裕紀撮影)


 ―22年3~5月期連結決算は営業減益に沈んだ。

 「目標を達成できず、大変申し訳ない。心からおわびする。為替の予測が外れたのが1番大きい。9月まで1ドル=114円台で予約をしているが、期末まで予約すればよかった。以前は自分の情報と勘だけで予約していたが、2年ぐらい前から5社程度のアナリストらから意見を聞いている。8月まで115円ぐらいになるという予測だったが、どんどん円安に向かった。最終判断をした私が間違っていたと思っている。もう二度とこういう失敗はしたくない。私にとっては大変苦い経験、失敗だった」

 ―事業を取り巻く環境の先行きは不透明だ。

 「私は先週、米国に4泊5日で流通の現状を調べるために行ってきた。相変わらずウォルマートがどんどん成長しているが、アマゾンはそれ以上に伸びている。両者の戦いに回りがどんどん吸収されていく。倒産や廃業もある。

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