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物価高の中、最低賃金は… 労働者「生活苦しくなるばかり」 企業側「価格転嫁の仕組みを」

 2022年度の最低賃金(時給)引き上げの目安を決める議論が厚生労働省の中央最低賃金審議会で始まり、道内の労使双方が議論の行方を注視している。異例の物価高が家計を圧迫する中、低賃金の労働者や労組関係者は大幅引き上げを要求する。一方、道内の中小企業は原材料費などの高騰が経営に響いているとして、引き上げに慎重な声が根強い。1日に北海道地方最低賃金審議会で北海道労働局長が最低賃金改定の諮問を行い、道内でも引き上げに関する議論が本格化するが、審議は難航する可能性もある。

 「昼食もとれないくらい忙しくて疲労困憊(こんぱい)。それでも給料は低いまま」。高齢者施設で働く札幌市の介護士の女性(62)は嘆く。人手が足りず、1人で重度の要介護者10人を担当することもあり、食事や排せつの世話で日々、激務が続く。

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