PR
PR

<現場から 政治に何望む>訪日客回復「全く見えぬ」 民泊・ツアー解禁、恩恵なし/通訳案内士・「仕事ゼロ」2年以上 苦境続く道内業者

 訪日外国人客(インバウンド)を顧客の中心としていた観光業者の苦境が続いている。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向に転じ、道内の行楽地では国内客の姿が戻り始めたが、外国人は1日の入国者数が制限されている上、添乗員付きのパッケージツアー限定となっているためだ。民泊経営者や通訳案内士など、コロナ禍からの回復局面で取り残されている人々の思いは切実だ。

訪日客の復活を期待し、客室を清掃する太田明乃さん=16日、小樽市(伊丹恒撮影)
訪日客の復活を期待し、客室を清掃する太田明乃さん=16日、小樽市(伊丹恒撮影)


 「訪日客がいつ戻ってきてもいいように準備している」。民泊太田(小樽市)の太田明乃代表(58)は客室を清掃しながら話した。右肩上がりに増えていた外国人客をビジネスチャンスにと2019年2月に開業。浮世絵やひな人形、尺八を飾り「日本らしさ」を演出した客室の評判が口コミで広がり、韓国や中国から観光客が次々と訪れた。運営する4部屋が満室になる日も多く、民泊仲介大手から優れた家主の称号「スーパーホスト」を贈られた。

残り:1016文字 全文:1503文字
続きはログインするとお読みいただけます。

【関連記事】
⇒過疎の名寄、自衛隊頼み 問われる財源なき防衛費増
⇒「台湾有事」漂う緊迫感 沖縄・与那国島 110キロ先、避難できるのか
⇒制限381日、ススキノ飲食店の不信 休業・時短要請 コロナ対策「国は検証を」

北海道のニュースがメールで届く
PR
ページの先頭へ戻る