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昆虫食の自販機、函館山ロープウェイに登場 食糧問題考えるきっかけに

 食用のコオロギやイナゴなどを調理した昆虫食の自動販売機が、函館山ロープウェイ(函館市元町)のチケットカウンター横に登場した。昆虫食は栄養価が高く、世界的な人口増加に伴う食糧難を打開する食材として近年注目が集まっている。見た目で敬遠する人もいるが、同社は「親子連れなどが一緒に食糧問題について考えるきっかけにしてほしい」と期待する。

 商品はコオロギ、イナゴ、タケムシの素揚げ3種(各900円)と、コオロギ、イナゴ、カイコノサナギのそれぞれの粉末をまぶした缶入りあめ(各600円)。素揚げは塩味でエビの食感に近く、おつまみにちょうど良い。昆虫の見た目が苦手な人は、あめの方が食べやすいという。

 同社が自販機を設置したのは5月の大型連休明け。話題性を狙ったのに加え、「環境問題についても理解を深めてほしい」(営業企画部)との思いがある。

 繁殖力が強い昆虫は、飼育するのに大量の穀物や水が必要となる牛や豚などの家畜と比べ、育てる過程で温室効果ガスの排出がかなり少ない。特に雑食のコオロギは国連食糧農業機関(FAO)が2013年、環境への負荷が少ないとし、栄養豊富で食用を推奨する報告書を発表。国内でもコオロギの粉末入りチョコレートなどの商品化が進む。

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