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<論点 専門家に聞く>(1)与野党 国の全体像語れ 独協大教授・福永文夫氏(68)

 岸田文雄首相が進める「岸田政治」とは何か。まだ、語れるほど時間はたっていない。「保守本流」と言われる宏池会(岸田派)は対米協調、平和憲法の維持、開放経済、寛容と忍耐・話し合いの政治を掲げ、首相もそのDNAは引き継いでいる。ただ、具体的な姿になると、「新しい資本主義」や「デジタル田園都市国家構想」など何をしたいのか見えてこない。

 内閣支持率が高いのは、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたのと、野党がだらしないからだ。安倍晋三、菅義偉両政権を反面教師とし、早め早めのコロナ対策で手を打ってきたとするが、運もあるだろう。ロシアによるウクライナ侵攻への対応も、少ない選択肢の中で悪くはない。岸田首相はなかなか本音を吐露しない。慎重な物言いになるのは、安倍元首相ら党内の勢力とも権力闘争をしているからだろう。

 7月10日投開票の参院選で、有権者が注目すべき点は何か。専門家に聞いた。(6回連載します)

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