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<乱戦 選挙インサイド>(1)保守票争奪戦 悲壮感ない船橋に檄

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 「自覚をさらに高めてもらいたい。まずは自分が頑張る。人が頑張っても駄目だ」。公示が迫る11日午後、自民党新人の元衆院議員船橋利実(61)が札幌市内のホテルで開いた集会。自民幹事長の茂木敏充は業界団体や議員ら約600人の面前で、隣に立つ船橋に檄(げき)を飛ばした。

 苦言の裏にはひそかな演出があった。道内国会議員の1人が事前に茂木に伝えた。「本人を叱り、関係者の留飲を下げる場面が必要では」。昨秋の衆院選道1区で敗れ比例復活も逃した船橋。本人は参院選へのくら替えに「政治生命を懸ける」と話すが「悲壮感を感じず応援に力が入らない」との不満が支援者の間で出ていた。全道での地盤固めを党や団体に頼ろうとしているのでは―。茂木は集会翌日も補佐役の副幹事長に船橋へ電話させ「移動中も支持拡大の電話掛けを」と細かく指示した。

 7月10日投開票の参院選は、国民の生活はもちろん党の盛衰や候補者の人生も懸けた争いとなる。全国で545人、道選挙区(改選数3)に12人が乱立した選挙戦の深層に迫る。

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