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<現場から 政治に何望む>生活苦、物価高重く 減る年金、賃金も横ばい「やりくり限界」
06/27 13:59 更新
参院選が公示された22日午前。札幌市豊平区に1人で暮らす高木冨久美さん(87)は、自宅近くの公園で年金支給額の減額を通知する書面を見せてくれながら、ため息をついた。
「やりくりは限界。これ以上どこを削ればいいの」。夫の遺族年金と自身の国民年金で、月に手にできるのは13万円程度。公務員の夫が亡くなった後、49歳から生命保険会社に勤め、定年後も85歳まで働いたが「貯蓄する余裕なんてほとんどなかった」。
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