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生乳生産抑制、十勝の酪農家「立ちゆかぬ」 頭数削減、投資延期 飼料・燃料急騰が追い打ち

 新型コロナウイルス禍による生乳の需要低迷などで生乳の生産抑制が求められる中、十勝管内でも、大規模化を進めてきた酪農家が苦境に立たされている。乳牛の頭数を減らしたり、設備投資を含めた増産計画を先延ばししたりするなど対応を急ぐが、飼料や燃料の急騰も追い打ちをかけ「このままでは立ちゆかない」と悲鳴が上がる。酪農家の中には、農協組織以外に出荷する「系統外流通」に活路を探る動きも出始めた。

■苦渋…子牛競りに

 大樹町の日昭牧場では、年内に予定していた牛舎1棟の新設を延期した。現在1200頭を飼育するが、牛舎新設で搾乳牛を100頭ほど増やそうと計画。子牛も育て始めていたが、競りに出すことを決めた。鈴木雅輝社長(44)は「本音をいえば、大きな投資をしたばかりで急にブレーキを踏むのは難しい」と苦渋の決断だったことを明かす。

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