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【道スポ】日本ハム輝星 21日秋田で楽天戦 凱旋勝利だ

 故郷に錦を飾る! 秋田出身の日本ハム・吉田輝星投手(21)がきょう21日、地元で開催される楽天戦に先発する。プロ入り後初の凱旋登板に、家族や金足農高時代のチームメートらが応援に駆け付ける予定。思い出が詰まったこまちスタジアムで“三塁側の呪い”を解き、新庄剛志監督(50)から課された先発ラストチャンスをものにしてみせる。

 甲子園で金農旋風を巻き起こした秋田のヒーローが、4年ぶりに地元へ帰ってくる。新庄監督ら首脳陣の計らいで巡ってきた先発のチャンス。はやる気持ちを抑えるかのように、吉田は「そんな期待しないでください。僕の秋田登板に」と、ちゃめっ気たっぷりに切り出した。

 プロ4年目の今季は主に中継ぎとして1軍に定着。秋田開催での凱旋登板に「ワンチャンあるかな」と狙いを定め、投手コーチ陣の前で「オッシャー、秋田先発するか~」、「秋田って僕のための試合ですか」などとアピールを続けてきた。

 そのかいあって、今季3度目となる先発の権利をゲット。指揮官の「先発ラストチャンス」発言が掲載された記事に「めっちゃビックリしました」と仰天も「チャンスをもらえたので、5回以上いって、先発らしいピッチングができれば」と力強く誓った。

 同じ失敗は繰り返さない。聖地甲子園で初先発となった5日の阪神戦では、3回4失点でKOされた。「(気持ちは)高ぶってきていますけど、それで甲子園の時は空回りした」と反省。ブルペンでは直球、フォーク中心の投球スタイルから、スライダーなどを加えた“先発仕様”の投げ込みを敢行。「今回はしっかり冷静に調整できている」と自信をのぞかせた。

 楽天の主催試合だが、地元の応援を味方につける。球場には両親ら家族、金足農高の恩師・中泉監督、当時のチームメートらが駆け付ける予定。「ふがいないピッチングはできない。打たれたら何を言われるか分からない」と意気込む。

 不吉なジンクスも打ち破りたい。吉田にとって、こまちスタジアムでの登板はエースとして18年夏の秋田大会決勝で明桜高に勝利して以来。日本ハムはビジターのため、ベンチは三塁側となり「こまちスタジアムの三塁側にいい思い出がない」と苦笑いする。

 甲子園出場を決めた3年夏は第1シードだったため、全試合で一塁側ベンチを使用。「こまちで唯一、三塁側だったのが(2年夏の決勝で現ロッテの外野手)山口の(いた)明桜に負けた時だった」。ベンチ前で「ギャン泣きした」苦い記憶が残るだけに「打ち破りたいっすね。三塁側の呪い」と鼻息は荒い。

 プロデビュー戦以来の先発勝利が懸かる一戦のプレーボールは午後6時。温かい声援をパワーに変えて、吉田が慣れ親しんだマウンドで躍動する。(中田愛沙美)<道新スポーツ6月21日掲載>

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