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開陽丸10年ぶりに潜水調査 江差沖に沈む旧幕府軍の軍艦 町教委7月末から
06/21 09:54 更新
【江差】町教委は7月末から、江差港付近の海底に沈む旧幕府軍の軍艦「開陽丸」の船体について、10年ぶりに潜水調査を行う。開陽丸は搭載されていた遺物の引き揚げを終えているが、船体そのものの引き揚げは難しいことから、海底に沈んだ船体に銅製の網をかぶせて保存している。今回の調査では網のかかり具合などを確認し、一部の網をめくって船体の状態を調べ、今後の保全の在り方を検討する考えだ。
開陽丸はオランダ製の木造軍艦。400馬力の蒸気機関と大砲26門などを備え、当時国内最強といわれた。箱館戦争最中の1868年(明治元年)に江差沖で座礁、沈没した。1975年から大規模な海底調査が行われ、大砲など遺物約3万点が引き揚げられている。
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