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富良野の国道38号、無電柱化に着手 災害時の安全確保へ

 【富良野】開発局は本年度からの新規事業として、市中心部を走る国道38号で電線共同溝の整備事業に着手した。主に北電やNTT東日本が利用している電線を地中の共同溝に収容して、沿道を無電柱化する工事だ。地震や台風などで倒れた電柱が、緊急車両などの通行を阻むことを防ぎ、歩行者の安全を確保することが目的。あわせて都市景観の改善も期待されている。

 電線共同溝は、若松町―若葉町の1キロの区間に設けられる。マクドナルド38号富良野店が面している国道237号との交差点から、富良野署の前辺りまでの区間。沿道には富良野小学校や富良野高校、富良野消防署、富良野保健所などが並んでいる。

 道内外から多くの観光客が訪れる複合商業施設のフラノマルシェもあって、無電柱化された景観は、観光地としての印象向上にも役立ちそうだ。市内では日の出町と幸町の市道東五条通が無電柱化されている。

 国道の両側で行われるので整備延長は2キロとなる。総事業費は16億円と見込まれており、本年度は4500万円をかけて現地調査と設計を実施する。業者の入札は7月初旬にも実施する予定。実際の工事開始時期や、完了時期は現時点では未定という。

 開発局の資料によると、冬季に地中が凍る道内での道路延長に占める無電柱化区間の割合は1・5%(2020年度末)にとどまっている。一方、ロンドンやパリでは100%。国内では東京23区で8・0%(17年度末)、大阪市で6・0%(同)だ。

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