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<デジタル発>武蔵が北海道に帰ってきた サッカー少年少女と交流 古巣コンサドーレへの思いも

鈴木選手を中央に、笑顔で記念写真に収まる子どもたち
鈴木選手を中央に、笑顔で記念写真に収まる子どもたち


 土砂降りのピッチは、「むっちゃん」の登場で一気に晴れやかになりました。元サッカーJリーグ1部(J1)北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵選手が5月下旬、所属チームがあるベルギーから帰国。中学生らを対象としたサッカーイベントを旭川市内で行い、“神対応”の連発で沸かせました。古巣への思いや、気になる移籍問題についても口を開きました。(運動部 工藤俊悟、写真も)

会場に姿を現し、「ナイスゲーム」と拍手する鈴木選手
会場に姿を現し、「ナイスゲーム」と拍手する鈴木選手


 「いい試合だね」。5月28日正午ごろ、鈴木選手が、中学生の公式戦が行われている旭川市東光スポーツ公園に姿を現しました。札幌在籍時は日本代表にも選ばれたスター選手。リフティングを始めると、試合途中にも関わらず、一挙手一投足に視線が集まり始めます。「びびった」。記者の隣にいた大人の審判も思わずこの一言です。

 鈴木選手が主導する「MUSASHI CUP」。小学生の時に地元の群馬で「ザスパ草津」(現ザスパクサツ群馬)の選手と交流したことを「鮮明に覚えている」という鈴木選手が、プロで活躍したのを機に、「今度は自分が子どもたちに思い出やプロになるモチベーションを与えて、少しでもサッカー界に貢献したい」との思いで創設したイベントです。2019年に札幌で1回目を開催し、2回目の21年苫小牧開催では、新型コロナウイルス禍の中、ベルギーからオンラインで参加しました。

 3回目となった今回の旭川開催では、鈴木選手が中学生の3試合を観戦し、各試合ごとにMVPを決めたり、勝利チームの選手たちとボールを使って交流を楽しんだりしました。

鈴木選手(右)から1試合目のMVPに選ばれ、記念撮影する高宏太さん。鈴木選手からサイン付きユニホームを贈られた
鈴木選手(右)から1試合目のMVPに選ばれ、記念撮影する高宏太さん。鈴木選手からサイン付きユニホームを贈られた


 1試合目の勝者は、旭川緑が丘中。試合が終わると、早速鈴木選手が選手たちに向かってパスを出しました。歓声が上がります。鈴木選手が「そんなに(喜んでくれるの)?」と笑うほどの盛り上がりようです。さらに鈴木選手が「1対1する?」と呼びかけると、子どもたちの興奮は最高潮に。鈴木選手は華麗なゴールだけでなく、貴重なDF姿も披露。中学生に抜かれそうになる場面があり、「危ね~」と笑いながらも、最終的にはゴールを守りきりました。

 1試合目のMVPに選ばれたのは高宏太さん(15)=たか・こうた=。憧れの選手との対戦を「会えるだけで良かったのに、1対1もできて本当にうれしい。鈴木選手はとにかく体が強かったけど、間合いの取り方もうまくて、体を当てることすら難しかった」と感激の面持ちで振り返っていました。

 試合の合間も鈴木選手は大忙しです。強まる雨なんておかまいなしに、色紙やユニホームを持った子どもたちが殺到しています。松葉づえの子には「早くけがを治してね」と優しく声をかけ、恥ずかしがってなかなか寄ってこない子には「写真、撮る?」と自ら呼びかけていました。この優しさも人気の理由でしょう。

真剣なまなざしで試合を見つめる鈴木選手
真剣なまなざしで試合を見つめる鈴木選手


 2試合目が始まると、真剣なまなざしで試合を見つめる鈴木選手と男性スタッフのこんな会話が耳に入ってきました。

 「G大阪戦、覚えていますか?」。鈴木選手が返します。「もちろん。最高でしたよね」。

 19年のJリーグルヴァン杯準決勝のことです。強豪G大阪との第2戦。札幌は鈴木選手の決勝ゴールで、クラブ初の主要タイトル獲得を目指す決勝進出に駒を進めました。

 この会話が印象に残った記者は、3試合目のハーフタイムでの単独インタビューで鈴木選手に直接尋ねてみました。海外でプレーする上で、支えとなっている札幌での思い出はありますか?

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