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<富良野 ふらのワイン50年 たゆまぬ歩み>下 観光客頼み脱却へ一丸

 新型コロナウイルスはふらのワインにも影を落とした。昨年11月、富良野市議会の決算審査特別委員会。「厳しい結果となりました」。市の経済部長を兼ねるぶどう果樹研究所の川上勝義所長(54)は、2020年度のワイン事業会計が過去最悪の4400万円の最終赤字になったと報告した。販売本数は14万9千本と、ピークだった1997年度の4分の1以下だ。

■販売網に弱さ

 富良野市ぶどう果樹研究所は公営企業でありながら、自然凍結した果実を使ったアイスワイン「F」を05年に国内で初めて発売するなど商品開発にも熱心だ。ワイン業界に詳しいNPO法人ワインクラスター北海道(小樽)の阿部真久代表理事は「価格と品質のバランスが良く独自性も十分」と評価する。しかし各地で個性的なワイナリーが台頭する中、経営規模は道内中堅にとどまるのがコロナ禍前からの現実だ。

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