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<富良野 ふらのワイン50年 たゆまぬ歩み>中 品質向上、農家と協力

 「このブドウは受け取ることができません」―。

 富良野市ぶどう果樹研究所は2007年、ブドウ農家からの買い取り基準を厳格化した。突然の決定は農家の反発を呼んだ。

■基準を厳格化

 研究所はこの年、人気が高まっていたチリワインの醸造所などの視察を経て特注の選果台を導入。収穫されたブドウに混じる葉などのくずを効率的にふるい落とすとともに、未熟で糖度が足りない果実を正確に除去できるようになった。取り除く粒は数%に過ぎないが、この工程がワインの出来を左右する。高橋克幸製造課長(52)ら職員が「受け取れない」と農家に差し出したのは、新しい選果システムにはじかれた未熟なブドウだった。

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