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ヤングケアラーの声なき声に気付いて 相談至らず孤立「家事当たり前だと」 道が支援本格化

 家族の介護や世話を日常的に担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」について、道が4月から相談窓口を開設するなど支援を本格化させた。ただ、子どもたちが自らSOSを発するケースは限られ、行政が現状を把握するのは難しいのが実態だ。「だれかに相談することを思い付かなかった」との声が多いヤングケアラーの存在をどう把握し、サポートするか。専門家は「周囲の大人が子どもの生活状況に目を向け、寄り添う必要がある」と指摘している。

■「夢諦めないで」

 「(自分が家事をやるのを)小学生のころは当たり前と思っていた」。札幌市に住む病院職員、尾崎瑠南(るな)さん(22)は両親の離婚を機に小学3年から大学進学までの約10年間、食事の準備など家事全般を担わざるを得なかった。当時は母と弟2人と4人暮らし。離婚後にうつ病が悪化し、仕事も家事もままならなかった母が自傷行為に及ぶこともあり、病院に連れて行くため学校を休むこともあった。

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