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つり上げ難航11時間 潮流速く大幅遅れ 知床・観光船事故

 【斜里】オホーツク管内斜里町の知床半島沖で小型観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」(19トン)が沈没した事故で、えい航中に水深182メートルの海底に落下したカズワンは26日、再つり上げの作業の末、事故発生から33日ぶりに海面上に白い船体を現した。ただ、当初5時間程度を見込んでいたつり上げ作業は潮流などの影響を受けて約11時間に及び、海面上に姿を見せたのは日没直後だった。

 専門業者の作業船「海進」(2973トン)のウインチでつり上げられたカズワンが操舵(そうだ)室からゆっくりと姿を現し、船底を除いて海面上に出たのは午後6時55分。北海道新聞社のヘリやチャーターした遊漁船から、大きな損傷は確認できなかったが、客席前方の窓が破損してふさがれていたほか、船首部分の手すりがなくなっていた。手すりはえい航中に落下した際に脱落し、窓は沈没時に破損したとみられる。

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