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ノーベル賞の兄、商売で支えた 鈴木章教授の弟経営「スズキ」、31日閉店 店主・鈴木譲さん「楽しかった」

 【むかわ】胆振管内むかわ町出身で、2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章・北大名誉教授(91)の弟、譲さん(88)が営む商店「スズキ」(同町花園)が31日、70年の歴史に幕を下ろす。兄の進学のため、自身は中卒で商人となった。病気で経営維持を断念した譲さんは「『章さんの受賞は譲さんのおかげ』と言ってくれる知人もいた。商売人として、おもしろい人生だった」と晴れやかだ。

 「私だけではお兄ちゃんの学費が稼げない。商売やらないかい」。開業のきっかけは鵡川中時代、女手一つで6人を育てた母の一言だった。大学進学を望んでいた章さんを支えるため、次男の譲さんは中学卒業後に酒屋や魚屋で働き、19歳で青果や菓子を売る「スズキ」を開いた。開店当初、客入りはまばらで、「商店が所狭しと並んだ時代。特徴がないと苦しかった」と振り返る。

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