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「知床遊覧船」の事業許可取り消し6月にも 国交省が初の処分 沈没事故

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 【斜里】オホーツク管内斜里町の知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」(19トン)が沈没した事故で、国土交通省は6月中旬にも、カズワンを運航する「知床遊覧船」(同町)に対し、海上運送法に基づく事業許可を取り消す行政処分を行うことを決めた。政府関係者への取材で21日、分かった。同省が同社に行っている特別監査で多数の違反行為が確認され、同社が再び重大事故を起こす可能性が高いと判断した。

 北海道運輸局によると、同局が把握している2000年以降、事故を理由とした事業許可取り消しは全国で初めて。事業許可取り消しは、同法で最も重い処分。同省は24日、特別監査の結果とともに処分方針を表明する方針。6月中旬に同社の桂田精一社長(58)の意見を聞く聴聞を行った上で、処分を正式決定する。

 同省は事故翌日の4月24日から特別監査を実施した。政府関係者によると、監査結果では同社の問題点として、「運航基準の不徹底」「連絡体制の不備」など、多数の項目を指摘する見込み。

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