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温暖化でブドウ栽培の条件克服 残るワイナリー空白地でも高まる機運
05/20 05:00
自動車部品製造のダイナックス(千歳)が胆振管内安平町でのワイン生産に新規参入するのは、昨年の試験栽培の結果、気候面の懸念が解消されたからだ。残る「空白地」の道東や道北でも新たな動きが出てきており、この10年で約3倍の53軒となった道内のワイナリー数は、さらに増える見通しだ。
胆振管内東部の苫小牧や安平などは夏場に霧や曇天が多く、同管内には西部の月浦ワイン(洞爺湖町)しかワイナリーがなかった。ダイナックスの事業アドバイザーを務めるNPO法人ワインクラスター北海道(小樽)の阿部真久代表理事は、道内が温暖化する以前の20年前の安平町なら「ブドウ栽培は困難だった」と指摘する。
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