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威圧や追い払いでクマに「教育」を ベアドッグ導入へ熊森協会が勉強会

 自然保護団体「日本熊森協会北海道支部」は19日、ヒグマが市街地などに出没するのを防ぐ「ベアドッグ」の全道での導入に向けて、初の勉強会を札幌市内で開いた。ベアドッグの訓練士が「人を警戒しないクマがトラブルを起こす。人里に出没しないよう教育するためには、ベアドッグが効果的」と強調した。

 ベアドッグは、ヒグマによる被害や駆除の減少に向け、ヒグマを山へ追い払うほか、やぶに潜んでいないかなどを調べる。勉強会の講師は、オホーツク管内遠軽町のベアドッグハンドラー(訓練士)の岩井基樹さん(59)で、会員やハンターら約30人が参加した。

 岩井さんは、箱わなを用いたクマの駆除に疑問を持ち、2009年に同町丸瀬布で、犬による追い払い活動を独自に始めた。

 勉強会で、岩井さんはクマを単純に駆除するだけでは、代わりに別の個体が入り込むだけでトラブル抑止につながらないと指摘。「悪さをしないクマの存在を容認するという逆転の発想が大事。ベアドッグによる威圧や追い払いにより、札幌の市街地周辺のクマの『教育』が必要ではないか」と述べた。

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