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「日本は祖国なのか」戦後沖縄初のアナウンサー川平さん 政府は二枚舌 忠告、事実だった

 沖縄は15日、1972年の本土復帰から50年を迎える。半世紀経ても過重な基地負担を押し付けられる現実は変わらない。復帰前後の高揚と失望、「日本という国」と沖縄との距離を身をもって感じてきた戦後沖縄初のアナウンサー川平朝清(かびらちょうせい)さん(94)=東京=は「沖縄にとって日本は祖国と言えるか」と問い続ける。

 あの日のショックは今も鮮明だ。本土復帰よりさらに20年前の52年4月28日。日本が主権を回復したサンフランシスコ平和条約発効の日。川平さんはアナウンサー研修を受けるため沖縄から東京に来ていた。祝福ムード一色の本土の新聞には、日本がドイツや朝鮮半島のように「二つの日本」に分断されなかったと喜ぶ記事が載った。「一つの日本」との書きぶりに怒りがこみ上げた。「沖縄を切り離した意識すらないのか」

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