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クマ遭遇の釣り人をヘリで救出 別海、危険で河畔に近づけず

 【別海】大型連休中の1日、釣り人の男性がヒグマに遭遇し道警のヘリで救助された別海町奥行の風蓮川河畔の現場は、クマの頻出地帯で、人命に危機が及ぶ寸前の出来事だった。クマはこれから活動的になる。町などは、釣りや山菜採りで河畔の原野や山林を訪れる人に対し、クマと鉢合わせしないための対策を改めて呼びかけている。

 町や別海消防署などによると、男性は知人と2人で河畔へ入った。クマと遭遇した場所は国道243号の風蓮橋から東へ1キロほど下流の左岸で、低木や草の生い茂る原野。午前10時15分ごろ、男性のいた場所の150~200メートルほど上流側に、体長150センチほどの1頭が右岸から泳いで上陸した。男性は戻り道を阻まれて身動きが取れなくなり、110番した。

 救助には中標津署員1人と別海消防署員2人が当たり、風蓮橋から歩いて現場へ。通報者よりも上流側にいた知人には避難を指示できたが、通報者がいた場所は視界が悪く、クマがいる危険があり近づけなかった。男性は午前11時55分、ヘリで救助され、風蓮橋に降ろされた。その後、現場付近でクマやその痕跡は確認されていない。

 町は「釣りや山菜採りでは複数人で行動し、クマ撃退スプレーの携行を」と呼びかける。現場付近には注意看板を立て、「クマが出没すると理解した上で行動してほしい」としている。

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