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120年心込め「至福の一杯」 函館・谷地頭 酒保 古西商店

 【函館】函館市電「谷地頭」電停前にある「酒保 古西商店」(谷地頭町25)が創業120年を迎えた。3代目の店主葛巻幹代(まさよ)さん(78)と夫の脩(たかし)さん(82)が、カウンターでコップ酒が飲める「もっきり屋」として親しまれる店を切り盛りする。新型コロナウイルス禍で客足は少なくなったが、2人は一杯を楽しみに足を運ぶ来客を、心を込めて迎えている。

■もっきり屋、夫婦で切り盛り 「元気なうちは続けたい」

 1902年(明治35年)に幹代さんの祖父、古西直蔵さん(故人)が創業した。建物は34年(昭和9年)の大火で全焼したが、千葉県から木材を運び、東京から大工を呼んで翌年に再建。現店舗の天井や建物の一部は当時のままで、歴史を刻む。店は戦時中、函館山の軍の要塞(ようさい)に酒を卸していたこともあり、なじみのある客たちは兵営内の売店(酒保)になぞらえ、愛称のように「酒保」、「酒保さん」と親しみを込めて呼ぶことも多い。

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