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<市場発!>無加温で成長、最盛期迎えたむかわレタス

 胆振管内むかわ町、就農して10年目の宮川正太郎さん(43)の農場の作業は午前4時30分から始まります。最盛期を迎えているレタスの収穫。毎日ひたすら1200玉を包丁で刈って、その日のうちにみずみずしい朝採れレタスとして、出荷されます。

収穫の最盛期を迎えている「むかわレタス」。宮川さんの農場からは1日1200玉が出荷されている
収穫の最盛期を迎えている「むかわレタス」。宮川さんの農場からは1日1200玉が出荷されている


 4月になれば、暖かい陽光が照りつけるむかわ町ですが、冬は氷点下10度近くまで気温が下がることもあります。ビニールハウスは3重になっていて、12月中旬から植え始めるレタスの葉が傷まないように温度を保っています。

 もっとも、ハウスの中で暖房を炊くことはありません。無加温でビニールハウスの開け閉めだけで、温度を調節しています。寒すぎれば生育しないのはもちろんのこと、暖かすぎても結球せずレタスになりません。パリッとした食感を生むための水分の加減も気にしながら、生産を丁寧に続けています。「例年よりも雪が多かったけど、今年の出来はおおむねいいですよ」(宮川さん)。

 札幌市中央卸売市場でもむかわ産レタスの入荷量は4月中旬にピークを迎えます。12~14玉入ったケースが1日3千ケースほど入荷しています。

市場に届けられる「むかわレタス」。段ボールが山のように積まれていた(4月19日)
市場に届けられる「むかわレタス」。段ボールが山のように積まれていた(4月19日)


 収穫からすぐに市場に届けられるレタスの最大の売りは鮮度にあります。「本州から届けられるレタスはどうしても収穫から店頭に出るまでに4~5日かかってしまいます。むかわレタスなら収穫翌日に販売が可能です。この鮮度の差が強みになっていますね」(札幌みらい中央青果の菅原健太さん)

 北海道内で鮮度という圧倒的な強みを持つ「むかわレタス」。その生産面積は10年ほど前から比べて、ずっと増えてきています。

■冬場の日照時間生かし、生産面積が増加

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