PR
PR

<札幌アーカイブス1922-2022>⑭都銀で初 拓銀が経営破綻(1997年11月17日)

▽1997年11月17日夕刊1面=「拓銀経営破たん*日銀特融 預金は全額保護*都銀で初*北洋銀に営業譲渡*資金繰り急速に悪化*巨額の不良債権抱え」

 巨額の不良債権を抱え経営が悪化していた拓銀(本店・札幌市、河谷禎昌頭取、行員数五千三百五十八人)について、大蔵省と日本銀行は十七日朝、資金繰りが行き詰まったため営業継続は困難と判断、破たん処理策を発表した。同行の営業は北洋銀行(同、武井正直頭取、行員数千九百五十二人)に譲渡し、役員は全員辞任する予定。本州店舗は分離し、他の金融機関に売却する。九月に延期を発表した道銀との合併は白紙撤回された。預金は全額保護されるほか、道内経済の混乱を避けるため、日銀が特別融資を行って資金を支援し、北洋銀に引き継がれるまでの間、融資を含めた通常の営業を継続する。都銀の破たんは初めて。拓銀は預金量五兆九千億円、公表不良債権九千三百五十億円で、日本金融史上最大の破たんとなった。


※紙面の一部を加工しています。

残り:346文字 全文:767文字
続きはログインするとお読みいただけます。
北海道のニュースがメールで届く
PR
ページの先頭へ戻る