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連日大雪、暮らし混乱 ごみ収集中止や遅れ 札幌で大規模渋滞

 道内は14日も日本海側を中心に暴風雪が続き、主要道路や住宅街に降り積もった大量の雪が市民生活を直撃した。道内の広い範囲で除雪作業が追いついておらず、各地でごみの収集の中止や遅れが多発。札幌市内は14日も一時激しい雪に見舞われた。11日以降、連日の除雪作業に追われる市民からは「もういいかげんにしてほしい」とのため息が漏れた。

 「気温が高くて雪が解け気味なので、すぐタイヤが埋まって動けなくなる。路上駐車の車をよけるだけでも神経を使って大変だ」。札幌市北区あいの里の住宅街で14日、ごみ収集作業員の佐藤一任さん(27)はため息をついた。

 道路脇には最大で高さ3メートルほどの雪山がせり出し、道路はごみ収集車1台が通るのがやっと。ごみステーションまで車が近づけず、作業員が走ってごみを集めなければならない場所も多く、夏場は午後4時ごろには終わる作業が同8時半ごろまでかかるという。

 札幌管区気象台によると、14日午後6時時点の札幌市の積雪は平年比1・4倍の74センチ。札幌市によると、作業員が広げたブルーシートにごみを乗せて収集車まで運んだり、通常より小型の収集車を使うなど工夫しているという。佐藤さんは「暗くなると雪山が高い場所は歩行者に気付きづらくて危険。早く除排雪が進んでほしい」と話した。

 札幌市雪対策室によると、市は11日以降、通常は午前0時から始める除雪作業を3時間前倒して実施。約千台の除雪車を投入しているが、1路線は1日1回が限界で、幹線道路でも除雪が間に合わず、各所で大規模な渋滞が発生した。市雪対策室は「除雪したそばから雪が積もる状況で、道路幅を確保する排雪までは難しかった」と説明。15日以降は降雪の状況を見極めつつ、排雪作業を順次進めていくという。

 札幌市手稲区の市道では14日夜、路線バスと乗用車がすれ違う際に接触。バスの乗員乗客約50人と乗用車の運転手にけがはなかった。札幌手稲署によると、現場は片側1車線だったが、路肩の雪で道が狭くなり、通行しにくくなっていた。

 12日の24時間降雪量が1月として過去最高の59センチに達した帯広市では11日以降、市の除雪車255台が一時フル稼働で除雪を行った。ただ、ごみ収集車が住宅街などに入れず、12日の収集を中止。市には14日昼までに「道が狭い」など除雪に関する苦情が約700件、ごみ収集の中止についての苦情や問い合わせが約150件寄せられたという。

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