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中国で流行「広場舞」お静かに 6月から騒音規制

 【北京十亀敬介】中国政府は6月、公共の場で騒音を出すことを規制する「騒音汚染防止法」を施行する。公園などで主に中高年の女性が集団で踊る「広場舞(ダンス)」で流れる大音量の音楽も取り締まりの対象となり、中国の庶民文化に一石が投じられている。

 広場舞は、社交や運動不足解消に役立つとして、10年以上前から各地で流行している。早朝や夜に、多い時は100人以上の集団が流行曲に合わせて踊る様子は都市部の風物詩だ。

 一方、過去には大音量に耐えかねた住民が広場舞の参加者を刃物で切りつける事件が起きるなど社会問題になったこともある。「広場舞は街の秩序と社会の調和を乱す。子供の勉強の邪魔にもなる」(中国メディア)との批判もあり、全国人民代表大会(全人代)常務委員会が昨年12月、同法を可決した。

 中国の会員制交流サイト(SNS)は、規制を歓迎する投稿であふれる一方、「不適切なコメントはブロックした」との表示も。規制への反対意見は閲覧できなくなっているようだ。広場舞の人気の根強さから、「本当に取り締まれるのか」との疑問の声も上がる。

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