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オホーツク管内、ベタ雪に参った 交通乱れ、停電計3810戸 石北峠開通は13日以降

 急速に発達した低気圧の影響で、オホーツク管内でも11日夜から12日にかけ大雪に見舞われた。市民は除雪に追われ、タイヤが雪にはまって動けなくなる車も多発。交通機関も大幅に乱れた。

 網走地方気象台によると、12日午後5時までの24時間降雪量は遠軽町白滝で48センチ、北見市留辺蘂で47センチ、斜里町ウトロと滝上町で39センチ、北見市で27センチなど。暖かい空気が上空に流れ込んだため、最高気温が小清水町で4・4度となるなど、管内の多くの地点でプラスとなり、湿った雪となった。

 「北見では珍しい、水を含んだどっしり重たい雪。しゃれにならないよ」。北見市のJR北見駅前で化粧品と宝石店「象屋」を営む森島克介さん(64)はため息をついた。12日は臨時休業とし午前6時から店前の通りを除雪。「夕方に冷え込んで雪が固くなる前に終わらせないと」と、シャベルで黙々と作業を進めた。

 交通機関も乱れた。JR北海道は釧網線の全18本を終日運休し、石北線は午後5時時点で特急や普通列車など29本を運休。空の便は女満別空港と新千歳や丘珠を結ぶ11便が欠航、または欠航を決めた。

 網走開建北見道路事務所は今季初めて、11日夕から除雪車全41台を稼働させて6市町にまたがる国道、高速道路を除雪。北見市も4自治区計124台の車両で12日未明から急ピッチで市道の雪を取り除いた。ただ「雪が重たく量もあり、作業時間が通常よりかかる」(市道路管理課)という。

 道路は国道7路線7区間などが通行止めとなったが、午後3時半までに6路線6区間が解除された。国道39号の石北峠では雪崩発生の恐れがあり、点検を行うため開通は13日以降となる見通し。日本自動車連盟(JAF)北見支部には「車が雪に埋まって動けない」などの救助要請が12日午前0時~午後5時までに、冬期の平時の倍以上となる約90件寄せられた。

 北海道電力北見支店によると、電柱の倒壊や倒木の接触が原因で電線が切れるなどし、管内で合計約3810戸が停電した。網走市の道立北方民族博物館は停電により午前9時半に開館できず、復旧後の午後1時に開館した。大半が復旧したが、午後6時半現在、斜里町で約40戸、清里町で約20戸が停電している。(沼田麻緒、逢坂哲平、尹順平)

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