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道内暴風雪、生活寸断 JR半数運休、新千歳降雪最多、停電6200戸

 道内は12日、発達した低気圧の影響で広い範囲で暴風雪に見舞われた。岩見沢市では除雪機の下敷きとなっていた男性が死亡。各地で湿った雪となり、JR北海道は午後11時現在、1日に運行する全列車の半数超の685本を運休したほか、全道で最大約6200戸が停電するなど、市民生活が混乱した。暴風雪は13日も続く見込みで、JRは13日も特急17本など計91本の運休を決めた。

 JRによると、千歳線が雪の重みによる架線トラブルや除雪作業の影響で始発から終日運転を見合わせ、快速エアポートが全列車運休したほか、札幌―釧路間の特急おおぞらや、札幌―函館間の特急北斗など特急88本が運休。新千歳空港は正午までの24時間降雪量が34センチで観測史上1位を更新し、同空港の発着便は羽田や伊丹行きなど計200便が欠航した。

 道警によると、午後9時半現在、雪の影響で高速道路は旭川紋別道の上川層雲峡インターチェンジ(IC)―浮島ICなど2路線2区間、国道は12路線15区間、道道は58路線62区間が通行止め。

 北海道電力によると、11日夜から各地で断続的に停電が発生し、12日午後11時現在、釧路管内浜中町や宗谷管内豊富町などの約520戸で復旧していない。道などによると停電や高潮警戒のため、根室管内別海町や標津町など道内4町が一時12カ所で避難所を設置した。

 札幌管区気象台によると、24時間降雪量は帯広市で午後3時に59センチとなるなど道内6地点で1月の史上最高を上回ったほか、十勝管内中札内村上札内で同1時に74センチ、上川管内音威子府村で同5時に66センチに達した。

 十勝農業共済組合によると、降雪の影響により帯広市や十勝管内芽室町などで農業用ビニールハウスの倒壊や損傷が約30件あった。

 道内は13日も暴風雪が続く見込みで、JRは12日午後11時時点で、13日の札幌発函館行き特急北斗2号や札幌発釧路行き特急おおぞら1号、札幌発網走行きの特急オホーツク1号など特急17本を含む91本の運休を決めており、新日本海フェリーも13日の苫小牧東―新潟、小樽―舞鶴(京都)の計2便の欠航が決まっている。

 道教委によると、空知と留萌管内の中高計2校で13日の臨時休校を決めた。(鈴木宇星、小野田伝治郎、菅沢由佳子)

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