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占領軍の犯罪、消えぬ無念 遺族らの証言集出版 道内19件「終戦後の悲劇知って」

 終戦後に日本を占領した連合国軍の兵士による事件・事故の犠牲者遺族らが、無念さなどをつづった文書が「占領軍による人身被害調査資料集」(全6巻)として出版された。強盗や殺人、飲酒運転など道内19件を含む35都道府県の計1318件を収録。占領を通じて進んだ民主化の陰で相次いでいた、知られざる被害の実態を伝えている。

 資料集によると、1947年、神奈川県で子ども3人が配給の粉でパンを焼いてもらい、家に帰る途中、飲酒運転の米兵の車にはねられた。8歳長男は即死、9歳長女は1カ月半、意識不明となった。長男は両親を呼びながら、車を避けようと高さ約2メートルの崖を登ろうとしたものの、車が向かってきたことなどが記されている。道内でも同年、現在の北広島市で13歳女子が米兵の車にひかれ即死。車は走り去った。父親は「(娘の)頭、顔などめちゃくちゃに」と記した。

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