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逆境上等、次の塁目指せ 日本ハム・新庄剛志監督インタビュー

 プロ野球北海道日本ハムは今年、新庄剛志監督(49)の下で再出発する。昨年11月の就任以来、ど派手な言動で注目を集める「ビッグボス」が決意を語った。(聞き手・横山清貴 インタビュー写真・大島拓人撮影)

秋季キャンプで来季のヒーローを目指す若手選手たちとともに=2021年11月8日、沖縄県国頭村(松本奈央撮影)
秋季キャンプで来季のヒーローを目指す若手選手たちとともに=2021年11月8日、沖縄県国頭村(松本奈央撮影)


 ――監督就任の知らせを受けたときは、報道陣も驚きました。

 「ここは俺だろ、っていう気持ち、めちゃくちゃありました。でも、ほぼほぼ、あっちゃん(稲葉篤紀ゼネラルマネジャー)が監督になると思ってました」

 ――そうなんですか。

 「そりゃあ、そうでしょ。あっちゃんは(東京五輪で監督として)金メダル取って。『俺、監督になりたいな~。でもやっぱりあっちゃんかな~』という日々を過ごしていました」

 ――思いは強かったんですね。

 「そう。俺は、一度思ったら、何があろうとそこに突き進む。俺の人生、何がほしいかと言われたら、逆境。もう、大好物。ほしいものはいっぱい手に入れてきたので。つらいときもあれば、悲しいときもある。今、プロ野球を変えたいと思って、いろいろパフォーマンスをやっています。いろんな意見がありますよ。『楽しい』『期待してます』っていう声がほとんどだけど。いや、そこまで言わんでもいいやろっていう(くらいに批判的な)人もいます。それも参考になる」


 ――アンチ(批判的な人)の意見を見ると、気持ちが燃えるところもありますか。

 「あるあるある。だって、アンチの意見こそが、自分の欠点を分からせてくれるんですよ。そのときは、むかつきますよ。でも『なんやねん、見とけよ』っていう気持ちで突き進む。それで何かを成し遂げたときには『あなたたちのおかげです』っていうことになるんですよ。そういう人たちって、実は一番のファンなんですよ。嫌いなら、わざわざコメントしないでしょ?」

 ――アンチの意見もプラスに変える強さは、どうやって培われたものですか。

 「いろんな壁にぶつかって、いろんなことをクリアしてきましたから。『アンチ慣れ』してるんですよ。俺はアメリカン・ドリームをつかみたくて、ワンパターンな生活から抜け出したくて、メジャーに行きました。そのとき『日本での成績を見てみろ』『ダメだったら日本の恥だ』と、100件中99件が、そんな意見だったんですよ。俺は『そこまで言わんでもよくない? ちょっとくらい、応援してくれる人がいてもよくない?』って思ったけど、俺があの舞台に立って、サヨナラヒットでも打ったらどう思う? という気持ちに変わって、(メッツに移籍した2001年、本拠地で)最初の試合でホームラン。そしたら、(人気が)ドカーン! でしょ。もう気持ちいい、気持ちいい。自分で挑戦して、乗り越えるしかないと思います」

 ――監督に注目が集まることで、選手も注目されています。狙い通りですか。

 「そりゃあ、100%。2月の春季キャンプまで、バラエティー番組にいっぱい出ます。ポイントは、ファイターズというチームを知ってもらうこと」


 ――著書で理想の試合として2006年のパ・リーグプレーオフ(注1)を挙げています。

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