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<デジタル発>あなたは取る?取らない?マイナンバーカード

 新型コロナウイルス禍を受けた経済対策として、政府がマイナンバーカードの新規取得者などに最大2万円分のポイント付与を決め、北海道内の市町村でも申請や問い合わせが増えている。健康保険証代わりにも使え、将来的には運転免許証と一体化されるマイナンバーカード。政府は「デジタル社会のインフラ」と位置づけて普及を急ぐが、個人情報が漏れることへの不安も強かった。カードは必要なのか、不要なのか。仕組みが複雑なマイナンバーカードについてまとめてみた。(報道センター 佐藤大吾)

 マイナンバーカードって何?

 2016年1月に交付が開始され、12桁のマイナンバー(個人番号)や氏名、住所、性別、顔写真などが記載された集積回路(IC)チップ付きカードだよ。身分証にもなるほか、オンラインでの確定申告など行政手続きに使えるんだ。健康保険証としても使え、住民からの申請で交付されるよ。

■マイナンバーカードの主な活用法
・物理的、電子的な身分証明書
・コンビニエンスストアで住民票の写し、印鑑登録証明書などが取得できる
・健康保険証として利用できる(登録が必要)


 最大2万円のポイントがもらえるなんてお得だね。

 政府はカード1枚であらゆる行政手続きがオンラインで済むような社会を目指していて、そのためにマイナンバーカードを国民に幅広く普及させたいと考えている。ただ、マイナンバーカードの普及はしておらず、道内では12月1日時点の普及率が35・9%と全国平均の39・9%よりも低いんだ。最大2万円分のポイントは、カード普及を加速させるための「誘い水」と言えるね。


 カードが普及するとそんなに便利になるの。

 例えばデジタル先進国のエストニアでは、マイナンバーカードにあたる国民IDカードがほぼ全国民に普及し、確定申告の95%はオンラインで行われている。日本ではこうしたオンライン行政手続きの遅れが指摘されてきたんだ。昨年、コロナの緊急経済対策で行われた全国民への一律10万円の給付金でも、電子申請するのに必要だったマイナンバーカードを持っていない国民が多く、役所の窓口が大混雑した。政府には、こうした手続きをスムーズにしたい狙いがあると言えるね。

 実際、2万円分のポイントはどうしたらもらえるの。

 《1》マイナンバーカード新規取得《2》健康保険証としての利用登録《3》預貯金口座の登録―の3段階の手続きすべてを行えば、合計で最大2万円分のポイントが付与される。制度の詳細はこれからなんだけど、マイナンバーカードを新規取得しただけではポイントはもらえない。マイナンバーカードにキャッシュレス決済サービスを登録し、さらにそれを使わないといけない。例えば、クレジットカードを登録して、カードで何か買い物をすれば、ポイント分が戻ってくるイメージだね。


 4人家族の場合は8万円分のポイントがもらえるってこと?

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