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<市場発!>本州豊作+気候変動 ピンチの道産キャベツ、煮て食べて
2021/12/19 11:32 更新
札幌市中央卸売市場に集まる道内外産のキャベツの卸値が割安です。冬場の主力産地である愛知県や千葉県、神奈川県などで気温の高い状態が続き、生育が早まったことから、卸値は例年の3~4割安になっています。気温の高さから、キャベツが例年以上に大玉になる傾向もあり、「豊作型の価格低下が続いている」(札幌みらい中央青果の鈴木謙二取締役)。
道内ではこれから、根切りをしたあともキャベツを畑に置いたままにして、雪の下で鮮度を維持したキャベツがおいしくなる時期です。しかし、価格低下に加えて、産地では最近まで少雪の傾向が続いており、鮮度の維持にも不安を抱えてきました。鈴木取締役は「熱をかけると、ぐっと甘味がひき出てくるのが道産キャベツの特徴。是非、コンソメや鶏がらスープで煮て、たっぷりと味わってほしい」と紹介しています。
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