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室蘭から到着のJR車両、タイで大注目 ファン歓迎、公共放送が特集

 【バンコク森奈津子】室蘭港から積み出され、タイ中部のレムチャバン港に到着したJR北海道の中古ディーゼル車両「キハ183系」がタイのメディアや会員制交流サイト(SNS)で大きく報じられている。タイの鉄道ファンらは到着を歓迎し、「鉄道旅行で室蘭を訪れたい」との声も出ている。

報道関係者らに公開された中古ディーゼル車両キハ183系=タイ中部レムチャバン港(森奈津子撮影)
報道関係者らに公開された中古ディーゼル車両キハ183系=タイ中部レムチャバン港(森奈津子撮影)


 レムチャバン港でタイ国鉄に引き渡されたキハ183系の17両は、13日に同港で報道関係者らに公開された後、タイメディアで相次ぎ報じられている。

 タイの公共放送PBSは「日本から贈られた列車がタイに来た」とのタイトルで約6分間の特集を放送。司会者の男性は「北海道を旅した時に同型の車両に乗り、とても快適だった」と語り、「日本の皆さん、ありがとう」と感謝した。

JR北海道の中古ディーゼル車両キハ183系の到着を伝えるタイ公共放送PBS
JR北海道の中古ディーゼル車両キハ183系の到着を伝えるタイ公共放送PBS


 キハ183系の車両は1981~82年製で、特急「オホーツク」(札幌―網走)や「大雪」(旭川―網走)として活躍。2017年に引退したあと、室蘭で保管されていた。タイ国鉄は貸し切り観光列車のほか、将来は隣国ラオスへの旅客車として活用したい考え。改造が終わり次第、来年6月にも試運転を始める。

 タイ国鉄のアディソン・プロジェクト計画部長によると、国鉄は海外から中古車両を複数導入しており、2016年にはJR北海道の急行列車「はまなす」の客車が室蘭港からタイへ渡った。ただ、今回のように到着時に報道関係者に公開されたり、メディアに大きく取り上げられたりするのは異例だ。

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