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#内定者座談会(下) #後輩への助言 就活中の悩み 誰に相談

 コロナ禍の中の就活で悩みを誰に相談すればいいのか。内定を得た道内の大学4年生による座談会(下)では、後輩への助言を中心に聞いた。

■視野を広げて行動

 ――これから就活を始める後輩たちに伝えたいことをボードに書いてください。

すず 「視野を広く」。興味のない業界も排除せず、とにかくいろんな分野を見てほしい。案外地元に優良企業があったりします。学生は視野が狭いんだなと私自身が就活を通じて実感しました。

りょう 「為せば成る為さねば成らぬ」。やらなければ何も始まらない。コロナで動きにくい面もあるけど、まずは行動すること。私は「四季報」で気になった企業は片っ端から受けました。

かなこ 「面接を軽視しない」。公務員志望の人は筆記試験に通れば大丈夫と思いがちですが、実は面接がとても大事。自分がどういう人間かを面接官に分かってもらうために準備を怠らないで。

 ――就活を振り返って大変だったこと、苦労したことは何ですか?

りょう 本当に内定をいただけるのかという不安、将来に対する不安、それに向き合うことが一番きつかったかな。

すず 3年の終わりごろ、志望企業に出すエントリーシートの提出期限が重なって、20社以上も出したので大変でした。その中で「お祈りメール」(不採用通知)も来たりして、かなりへこみました。

かなこ TwitterなどのSNSで情報収集していると、1日15時間勉強したとか、すごい人の話が入ってきて、焦ったり自分には無理かもと落ち込むことがありました。でも、終わってみて思うのは、自分が想像していたよりライバルとの距離は遠くないし、試験や面接の直前の頑張りで結果はいくらでも変わるので、自分を信じて諦めずに頑張ってほしいですね。

■家族や恋人に話す

 ――相談相手はいましたか?

りょう 私は付き合っている恋人に話を聞いてもらいました。「大丈夫だよ」って励ましてくれるだけですが、それが一番元気になります。

すず 僕は家族や友人かな。就活をしていない人がお薦めです。

かなこ 試験に関しては父、精神面では母でした。

 ――最後に伝授しておきたい教訓や独自の工夫などがあれば。

りょう 就活ノートを作って企業情報や自己PRの内容を書きました。自分の原点や思考過程を見返せるのがいいですね。

すず 僕も作りました。業界研究の内容だったり、面接で質問されたことをメモして、振り返りに使いました。

かなこ SDGs(国連の持続可能な開発目標)は勉強しておいたほうがいいと思います。実際に論文のテーマで「あなたがもったいないと思うものは」というのがあり、関心を持つ必要性を感じました。(長谷川賢)

 内定者座談会(上)は12月1日朝刊に掲載されています。どうしん電子版で(上)(下)とも読めます。アクセスはこちらから。

<取材後記> 就活は成長物語だ。学生から社会人へ階段を1段ずつ上っていく。りょうの「100社に出願した」話には驚いたが、就活中に気づいたことをメモしたB5ノートは3冊にもなったそうだ。捨てずに取っておくという。キャリアに悩んだ時はその会社を選んだ自身の成長の軌跡を振り返ればいい。(K)

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