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<並行在来線 迫る存廃 有識者に聞く>3 「赤字だから廃線」脱却を 関西大教授・宇都宮浄人さん(61)

 ――並行在来線のJR函館線小樽―長万部間を第三セクターで全線維持する場合、経営分離後の30年間の累計赤字額は864億6千万円に上ると道が試算しました。沿線自治体の負担を考えると、廃線はやむを得ないのでしょうか。

■欧州は国が支援 

 「その考え方自体がおかしいのではないでしょうか。道路や図書館を造ったり維持したりするのに、30年間の累積赤字を指摘する人はいないはずです。鉄道も公共性の高い社会インフラです。それなのに鉄道だけが、なぜか『赤字だから地元で何とかしなさい』となる。赤字という言葉には、多くの人を思考停止に追いやるトリックがあります。まずはそこから問い直す必要があります」

<並行在来線 迫る存廃 有識者に聞く>
⇒(1)次世代考え沿線連携密に 新ひだか町長・大野克之さん(62)
⇒(2)鉄路とまちづくり一体で 鉄道系ユーチューバー・鐵坊主さん(53)
⇒(4)試される住民の本気度 いすみ鉄道元社長・鳥塚亮さん(61)

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