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旭川で3カ所休止 助産所の利点、課題は 「あゆる」北田院長に聞く

 嘱託医が急逝し後任が見つからないため、旭川市内の三つの助産所が分娩(ぶんべん)を休止している問題で、市民有志が市に調整や支援を求めて行っている署名が、30日の締め切りまであと1週間に迫った。病院と助産所での分娩の違いは何か。2005年の開業以来、約500人の誕生に携わり、現在分娩を休止している旭川市の「助産院あゆる」の北田恵美院長(59)に聞いた。

■子育てまで継続的にケア

 ――国内の出生場所は病院・診療所が主流で、助産所の年間出生数は1%弱です。病院と助産所の違いは何ですか。

 「助産所は、1人の助産師が、妊娠から出産、子育てまで継続的にケアできるのが特長です。少子化や核家族化で、母親たちは頼れる大人が少ない。私は、妊婦から生い立ちや家族関係、悩みや不安なども聞き、一人前の母親として育てていく覚悟で接しています。病院での勤務経験もありますが、ここまで母親一人一人に対応したケアは病院では難しい。これが私が助産所を開いた理由でもあります」

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