PR
PR

ウイスキー&日本酒蔵、新千歳近くに 23年秋稼働 コロナ後観光回復に向け

 【千歳】洋酒ジン製造の北海道自由ウヰスキー(札幌)の経営者らが酒造会社を立ち上げ、ウイスキーと日本酒を1カ所で造る道内初の施設を新千歳空港近くに建設する。2023年秋の稼働を目指す。新型コロナウイルス禍の収束後に国内外の観光客が回復するのを見据え、稼働から5年で年間10万人の集客と12億円の売り上げを目指す。

 北海道自由ウヰスキーと系列会社の北海道自由ワイン(空知管内長沼町)の経営陣、道内個人投資家の出資で、新施設の運営会社「AZE(エイジ)」(札幌)を6月に設立。新千歳空港に近い大型商業施設「千歳アウトレットモール・レラ」の駐車場だった土地約6千平方メートルを9月末に購入した。総事業費は約13億円で来夏に着工する。建物の概要は今後詰める。

 新施設では酒を販売するほか、観光客が見学や試飲もできるようにする。

 ウイスキー製造は銅製蒸留器を2基設置する。一部で道産大麦と道産木材で作った熟成樽を使い、原酒を最大で年150キロリットル生産。10年以上熟成させた商品を主力に据える。原料は大麦の麦芽(モルト)だけを使い、北海道自由ワインが来春から長沼町で造る「道産コーンウイスキー」と差別化する。

 日本酒の製造は本州の酒蔵と造り手が移転して担う方向で最終調整している。最大で年300キロリットルを造る計画で、道産酒米の「吟風(ぎんぷう)」や「きたしずく」を使い、香り豊かで、外国人でも飲みやすい酒質を目指す。

【関連記事】
⇒ニッカ余市蒸溜所と旧三井銀小樽支店、重要文化財に 文化審答申
⇒厚岸ウイスキー「立冬」発売へ 「二十四節気シリーズ」第5弾
⇒厚岸ウイスキー「牡蠣の子守唄」 酒場の味で誘客図る 町内飲食店専用、提供開始
⇒波に揺られジンまろやかに? 船上で「熟成」実験

残り:268文字/全文:1004文字
全文はログインすると読めます。
北海道のニュースがメールで届く
PR
ページの先頭へ戻る