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気候変動 北の大地でサツマイモ? <次代のモノサシ第1部①>


 「長く貯蔵できる施設があれば、もう少し生産を増やしたかったんだけどね」。岩見沢市の畑作農家前田直和さん(46)は10月下旬、収穫を終えたサツマイモ畑を見ながら、3年ほど前の出来事を振り返った。

3年前 幻に消えた商談

 「毎月1トンずつ、計3トンのサツマイモを納入してもらえませんか」。ある日、道内の食品加工会社からメールで取引の依頼が届いた。2012年から栽培を始め、「岩見沢を産地に」との思いで市の給食や地元の菓子店に出荷してきた。そんな評判が広まったのか。依頼は生産拡大のチャンスでもあった。

 だが、この話は幻に終わった。

 地球温暖化による気候変動などで変容する道内の農水産業。その最前線から、食料基地・北海道を守るための方策を探る。(6回連載します)

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