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短期決戦訴え工夫 公示後初の週末の衆院選北海道6区

 31日投開票の衆院選北海道6区(上川管内)に立候補した「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人の斉藤忠行氏(30)、立憲民主党新人の西川将人氏(52)、自民党新人の東国幹氏(53)。解散から投開票までは戦後最短とあって、支持獲得へ試行錯誤を続ける。公示後初の週末を迎えた23日、3人を追った。(綱島康之、若林彩、望月悠希)

■斉藤氏・動画で比例も照準

 斉藤氏は公示後、富良野市や中川町、音威子府村も訪れた。東京在住のため寒さや雪に慣れず、喉を痛めながらも演説してきたが、上川管内は約1万平方キロメートルと広大で「全市町村を回りきれない」と打ち明ける。

 そこで演説は動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信し、23日は旭川市内でいじめ防止を訴えた。比例代表道ブロックにも重複立候補し「動画だと管内に加え、道内の有権者にも効率よく伝わる」と期待した。

■西川氏・身振りで実績強調

 「旭川市長時代に上川地方総合開発期成会長として占冠の林業振興に取り組んだ。今度は国政で全力を挙げる」。西川氏は午前8時すぎ、占冠村で身ぶり手ぶりを交えて熱く語った。

 陣営は「謙虚なあまり、アピールが苦手。旭川大の公立化など市長時代の実績が伝わってない」と発信力に頭を悩ませる。公示前に支持者から「もっと腕を上げて、力強く語れば説得力が出る」などとアドバイスを受け、公示後は言葉に勢いがつき、拳を上げる回数も増えていった。陣営は「懇談会のように有権者とじっくり向き合う時間を設け、真面目な人柄や確実に約束を果たす実行力があることを伝えたい」と話す。

■東氏・議会用語言い換え

 東氏は23日、旭川市内の街頭演説で「厳しい、厳しい選挙戦だ」と自身の危機感を強調した。公示後、東氏の情勢が優位との報道を複数受け、支持者から「大丈夫だね」と楽観的な声を掛けられることもあるが、陣営は「まだ追う立場だ」と引き締めを図る。

 勝敗の鍵を握るとみるのが、政治に関心が薄い層の支持獲得だ。道議を5期途中まで務めた東氏は「機会を捉える」「善処する」など議会答弁で使われる言葉を選びがちだったが、若者など幅広い層に分かりやすく伝わるよう、「チャンスをつかむ」「絶対に取り組む」と言い換えた。この日も除排雪やコロナ対策などをかみ砕いて説明した。

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