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大津漁港で貝の密漁横行 ドローン映像で摘発 漁業権ない人は違法

 【豊頃】小型無人機(ドローン)の映像を使った道警による密漁の摘発は、大津漁港で貝の密漁が横行している実態を改めて浮かび上がらせた。十勝総合振興局が8月、漁港内に注意看板を設置した背景には、同様の密漁が後を絶たない実情がある。同振興局は「大津漁港内でホッキ貝を採ることは違法」と改めて注意喚起している。

 今回の事件は6月25日午前9時半ごろ、道漁業取締船「ほくと」の搭載艇から飛ばしたドローンが、大津漁港内で農業用フォークを持つ不審者を見つけたのが発端。映像に映っていた浦幌町の80代男と帯広市の70代男は、いずれもホッキ貝を数個密漁した疑いが強まったとして10月22日、池田署が帯広区検に書類送検した。

 事件現場の大津漁港内は大津漁協が漁業権を持ち、組合員以外はホッキ貝を採ることができない。送検された2人は漁業者でなく、こうした漁業権のない人がホッキ貝を採った場合、漁業法違反(漁業権侵害)の罪で100万円以下の罰金となる。

 一方、今回の事件は男2人がホッキ貝を採ったとされる時期(6月25日)も法令に抵触している。道漁業調整規則は地域ごとに採捕禁止期間を設けており、十勝管内の場合、ホッキ貝は6月16日~9月15日がこれに当たる。この間に採ると、懲役6カ月以下もしくは10万円以下の罰金と刑が重い。

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